ポンマシーン

HARDWARE

卒業式の筒のポンッで演奏するマシン

卒業式の筒を使って演奏するマシンです。

仕組み

システムは以下のような構成になっています：

  1. 音楽生成: Macbook Pro上のAbleton LiveがMIDI信号を生成します
  2. 信号変換: Node.js/ATEM SDKで作成したMIDI・ATEM変換ソフトが、Ableton LiveからのMIDI信号を受信し、LAN経由でポンマシーンを制御する信号に変換します
  3. マシン制御: LANスイッチングハブを経由して、OSC（Open Sound Control）プロトコルでポンマシーンに制御信号を送信します
  4. 物理動作: ポンマシーン内のSTEP400がステッピングモーターを制御し、筒をポンポンと叩いて演奏します

また、同じシステムでカメラの切り替え制御（ATEM mini pro ISO経由）も同時に行われています。

アプリケーション

制御アプリケーションはElectron + React + TypeScriptで構築されており、以下の機能を提供しています：

  • 卒業式の筒の自動開閉制御: MIDI信号で筒の開閉を制御（Port 1/2で複数の筒を個別制御）
  • BlackMagic ATEMスイッチャー制御: MIDI信号でカメラ切り替えを制御（Port 3、ノートC/D/E/F → カメラ1/2/3/4に対応）
  • ステッピングモーター制御: STEP400コントローラー（4軸）をOSCで制御し、筒の開閉機構を駆動

ポンマシーンの画像

ソースコードを公開しています

GitHub - takex5g/PON-MACHINE
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使用技術

ハードウェア: 3D CAD(Fusion360), 3Dプリンター, Arduino, ステッピングモーター, STEP400

ソフトウェア: Electron React, TypeScript, Ableton Live, Node.js, ATEM SDK, OSC , Web MIDI API